逆流性食道炎は、胃酸が食道へ逆流することで食道に炎症が起こる病気です。
胸焼けや吐き気、喉の違和感などの症状が特徴ですが、
症状だけでは他の病気と区別がつきにくい場合もあります。
そのため、医療機関では症状や生活習慣、必要に応じて検査を組み合わせて診断が行われます。
この記事では、逆流性食道炎の主な診断方法について
- 問診による診断
- 薬を使った診断
- 検査による診断
の3つの視点からわかりやすく解説します。
問診による診断
逆流性食道炎の診断で最初に行われるのが問診です。
医師は、患者の症状や生活習慣を詳しく確認し、逆流性食道炎の可能性を判断します。
主に確認されるポイントは次のような内容です。
- 胸焼けがあるか
- 食後に症状が強くなるか
- 横になると症状が出るか
- 喉の違和感や咳があるか
- 吐き気があるか
これらの症状は逆流性食道炎でよく見られるため、症状の特徴から診断の目安になることがあります。
薬を使った診断(PPIテスト)
逆流性食道炎では、PPIテストと呼ばれる診断方法が使われることがあります。
PPIとは、胃酸の分泌を抑える薬です。
この薬を一定期間服用し、症状が改善するかどうかを確認することで、逆流性食道炎の可能性を判断します。
例えば
- 胸焼けが改善する
- 吐き気が軽くなる
- 喉の違和感が減る
などの変化があれば、逆流性食道炎の可能性が高いと考えられます。
この方法は比較的簡単に行えるため、実際の診療でもよく使われています。
内視鏡検査による診断
逆流性食道炎の診断では、内視鏡検査(胃カメラ)が行われることもあります。
内視鏡検査では、食道や胃の内部を直接観察することができます。
この検査によって
- 食道の炎症
- 食道のただれ
- 食道裂孔ヘルニア
などを確認することができます。
食道の粘膜に炎症が見られる場合、逆流性食道炎と診断されることがあります。
pH検査による診断
逆流性食道炎の診断では、pH検査が行われることもあります。
pH検査では、食道の中の酸の状態を測定します。
食道の中に小さなセンサーを入れて、胃酸がどれくらい逆流しているかを調べる検査です。
この検査では
- 胃酸の逆流回数
- 胃酸が逆流している時間
などを確認することができます。
症状だけで診断されることもある
逆流性食道炎は、症状が典型的な場合には検査を行わずに診断されることもあります。
例えば
- 胸焼け
- 呑酸(酸っぱい液体が上がる症状)
- 食後に症状が悪化する
といった特徴的な症状がある場合です。
この場合は、胃酸を抑える薬を使い、症状の改善を確認することがあります。
私のケース
私の場合も、逆流性食道炎と診断されたときには内視鏡検査は行いませんでした。
当時は
- 胸焼け
- 吐き気
- 呑酸
など典型的な症状があり、医師の判断で薬による治療を行うことになりました。
症状が強かった時期は、水を飲むことも辛く、食事もほとんどできない状態でした。
体重も60kgから48kgまで落ちてしまいました。
しかし、薬と生活習慣の改善を続けることで、少しずつ症状は改善していきました。
まとめ
逆流性食道炎の診断では、次のような方法が使われます。
問診
症状や生活習慣を確認して診断の目安にする。
PPIテスト
胃酸を抑える薬を使って症状の変化を見る。
内視鏡検査
食道の炎症を直接確認する。
pH検査
胃酸の逆流の状態を測定する。
逆流性食道炎は症状の特徴から診断されることも多いですが、症状が長く続く場合や重い場合には、医療機関で検査を受けることが大切です。
※おすすめの栄養補給食と生活習慣改善グッズはこちら!














コメント