「最初はただの胃の不調だと思っていた」
逆流性食道炎を発症した人の多くが、初期段階ではそう感じています。
私自身もそうでした。最初は「なんか胸焼けがするな」くらいの感覚でしたが、気づいたときには水を飲むのも息をするのも辛いくらいまで悪化していました。
初期症状の段階で気づいて対処していれば、あそこまでひどくならなかったかもしれません。
この記事では、逆流性食道炎の初期症状と、悪化しているときのサインを時系列で解説します。
この記事でわかること
– 逆流性食道炎の初期段階で出やすい症状
– 症状が悪化しているときのサイン
– 早めに医療機関を受診すべき目安
逆流性食道炎の初期症状
軽い胸焼け
最初に気づくことが多いのが胸焼けです。
食後や横になったときに、胸の真ん中あたりがじんわり熱くなる感覚があります。
この段階では「食べすぎたかな」と思って放置してしまいがちです。
食後の軽い吐き気・気持ち悪さ
食後にすっきりしない、なんとなく気持ち悪いという感覚が出ることがあります。
食べすぎや消化不良と区別がつきにくいため、見逃されやすい症状の一つです。
特に脂っこい食事の後や、食べてすぐ横になった後に出やすいです。
喉のイガイガ・違和感
風邪でもないのに喉がイガイガする、何か詰まった感じがするという状態が続く場合は、胃酸が喉まで逆流しているサインかもしれません。
耳鼻科に行っても異常なしと言われ、後から逆流性食道炎と判明するケースも少なくありません。
朝の口の酸っぱさ
朝起きたときに口の中が酸っぱい感覚がある場合、夜寝ている間に胃酸が逆流しているサインです。就寝中は唾液の分泌が減るため、胃酸の影響を受けやすくなります。
症状が悪化しているサイン
初期症状を見逃して放置すると、食道の炎症が進んで症状がどんどん強くなります。
以下のような状態になった場合、症状はかなり進行しています。
常に吐き気がある
「食べても気持ち悪い、食べなくても気持ち悪い」という状態が続くようになります。
私が一番つらかったのがこれです。常に吐きそうな感覚と戦いながら毎日過ごし、起き上がることすら難しい日が続きました。
水を飲むのも痛い
食道の炎症がひどくなると、水を飲み込むだけで喉や食道に痛みが走るようになります。
「水も飲めない」という状態は、症状がかなり悪化しているサインです。
私もこの状態を経験しました。常温の水を少量ずつ飲むのが精一杯で、冷たいものは特に痛みが強かったです。この時期はメイバランスを少しずつ飲んで栄養をつないでいました。
※食べられない時期の栄養補給についてはこちら
息をするのも喉が痛い
喉の炎症がひどくなると、呼吸するだけでも喉がヒリヒリするような状態になります。
私が発症した時期、まさにこの状態でした。「息をするのがつらい」という感覚は今でも忘れられません。
体重が急激に落ちる
食事がほとんど取れない状態が続くと、体重が急激に落ちていきます。
私は60kgから48kgまで落ちました。体重が短期間で大幅に減っている場合は、早急に医療機関を受診してください。
夜間に症状で目が覚める
横になると逆流が起きやすくなるため、就寝中に胸焼けや咳で目が覚めることがあります。
睡眠が十分に取れないとさらに体力が落ち、回復が遅くなります。
就寝時の逆流を防ぐには、上半身を高くして寝ることが有効です。
※睡眠姿勢についてはこちら
症状が出やすいタイミングと悪化する行動
症状が悪化しやすいタイミングを把握しておくと、日常生活で意識的に避けることができます。
食後は胃酸の分泌が増えて内圧も高まるため、最も症状が出やすい時間帯です。
横になると重力の助けがなくなり逆流が起きやすくなります。
脂っこい食事の後は胃が長時間消化に時間をかけるため、胃酸が出続けて逆流リスクが高まります。前かがみの姿勢も腹圧を上げて逆流を促します。
早めに病院を受診すべき目安
以下に当てはまる場合は、自己判断せずに早めに医療機関を受診してください。
症状が2週間以上続いている、体重が急激に減少している、水や食べ物を飲み込むのが困難になってきた、夜間に症状で目が覚める、市販薬を飲んでも改善しない。これらのサインがある場合は消化器内科への受診をおすすめします。
私が発症したとき、もっと早く受診していれば体重があそこまで落ちなかったかもしれません。「様子を見よう」と思いながら放置してしまうのが一番よくないパターンです。
まとめ
逆流性食道炎は初期段階では「軽い胸焼け」「食後の不快感」程度で見逃しやすい病気です。しかし放置すると、常に吐き気がある・水も飲めない・体重が急激に落ちるという状態まで悪化することがあります。
「なんか最近胃の調子が悪い」と感じたら、生活習慣を見直しながら早めに医療機関に相談することをおすすめします。早期対処が回復を早める一番の方法です。
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※本記事は医療アドバイスではありません。症状が続く場合は必ず医療機関を受診してください。個人の体験談であり、効果には個人差があります。







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