逆流性食道炎で水がつらい理由|水を飲むと痛い・飲み込めない状態の仕組みと対処

逆流性食道炎

「水を飲んでも喉が痛い」「飲み込むのが怖い」

これは逆流性食道炎の症状が重くなっているサインです。
私が発症した時期、まさにこの状態でした。冷たい水を飲むと喉がヒリヒリして、少量ずつしか飲めない。飲み込むたびに痛みが走る。固形物どころか水さえもつらいという状態が続きました。

「水も飲めないのはおかしい」と思う方もいるかもしれませんが、逆流性食道炎が重症化するとこういった状態になることがあります。

この記事ではなぜ水がつらくなるのか、その仕組みと対処法を解説します。

この記事でわかること
– 逆流性食道炎で水がつらくなる3つの理由
– 冷たい水が特につらくなる理由
– 水が飲めないほどつらいときの対処法


逆流性食道炎で水がつらくなる3つの理由

① 食道の粘膜が炎症を起こしている

胃酸が繰り返し食道に逆流すると、食道の粘膜に炎症が起きてただれた状態になります。
この炎症が強いときは、食道が傷ついている部分に何かが触れるだけで痛みが出ます。

水はそれ自体に刺激がほとんどありませんが、炎症がひどい食道を通過するときに摩擦や接触による刺激が生じ、「ヒリヒリする」「痛い」と感じることがあります。

② 粘膜が過敏になっている

逆流性食道炎が長く続くと、食道・喉の粘膜の神経が過敏になります。
本来なら何も感じないような弱い刺激でも強い痛みや不快感として感じるようになる状態です。

私の場合、息をするだけで喉がヒリヒリするくらい過敏になっていました。
そこに水という液体が通過するだけで痛みが走るのです。

③ 空腹時は胃酸が直接刺激する

空腹時でも胃酸は一定量分泌されています。食道の粘膜が炎症を起こしている状態で水を飲むと、胃の中の胃酸が動いて食道に触れ、痛みが生じることがあります。

「食べていないのに痛い」という状態もこれが原因のことがあります。


冷たい水が特につらくなる理由

私が特につらかったのが冷たい水でした。常温の水より格段に痛みが強く感じました。

冷たいものが喉・食道に触れると、炎症を起こしている粘膜が温度変化に反応して刺激が強くなります。また冷たい刺激で食道が収縮すると、炎症部位への刺激がさらに強くなることがあります。

同じ理由で、炭酸飲料・アルコール・コーヒーなども食道への刺激が強く、症状が悪化しやすいです。


水が飲めないほどつらいときの対処法

常温の水を少量ずつ飲む

冷たい水より常温に近い水の方が食道への刺激が少なくなります。
一度に多く飲もうとせず、少量をゆっくり飲むようにしましょう。

私は症状がひどい時期、コップ1杯の水を数十分かけて少しずつ飲んでいました。

メイバランスで栄養と水分を同時に補給する

水さえつらいという状態では、通常の食事はまず無理です。
そのとき助けられたのがメイバランスでした。

メイバランスは液体でとろみがあるため、水より喉への刺激が少ない場合があります。冷やさずに常温で少量ずつ飲むのがおすすめです。栄養と水分を同時に補給できるため、食事が取れない時期の強い味方になります。

※メイバランスについてはこちら

白湯を試してみる

人によっては白湯(沸かして冷ました湯)の方が常温水より喉に優しく感じることがあります。
温かすぎず、ぬるめの白湯から試してみてください。

ただし熱すぎるものは炎症を起こしている粘膜をさらに傷つける可能性があるので避けてください。

脱水に注意して医療機関へ

水が飲めない状態が続くと脱水になるリスクがあります。
私も症状がひどい時期に病院で点滴を受けました。「水も飲めない」という状態が続いているなら、自己判断で我慢せずに早めに医療機関を受診してください。

点滴で水分と栄養を補給しながら治療を受けることができます。


水がつらい時期を乗り越えるために

水さえ飲めない時期は、本当に先が見えないくらいつらいです。
でも私自身がその状態から回復できたので言えることがあります。

焦らなくていいです。無理に食べなくていいです。
今できることは「少量の水分をつなぐこと」と「早めに医療機関に相談すること」です。

水が飲めるようになれば、次第にメイバランスやinゼリーが飲めるようになり、やがておかゆが食べられるようになります。必ず回復のステップがあります。


まとめ

逆流性食道炎で水がつらくなるのは、食道の炎症・粘膜の過敏化・胃酸による刺激が重なるためです。特に冷たい水は炎症を起こした粘膜への刺激が強くなります。

水がつらいときは常温の水を少量ずつ・メイバランスなどの栄養補助食品を活用しながら、脱水を防ぐことが最優先です。改善が見られない場合は医療機関を受診して点滴などの対処を受けてください。


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※本記事は医療アドバイスではありません。症状が続く場合は必ず医療機関を受診してください。個人の体験談であり、効果には個人差があります。

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