「自律神経失調症になったから、もうあれもできない、これもできない」
発症してしばらくの間、そういう考え方になっていた時期がありました。
電車に2〜3駅しか乗れない。外出もままならない。ライブにも行けない。行動範囲がどんどん狭まっていくのを感じながら、「この先どうなるんだろう」と不安でした。
でも自律神経失調症になってから、バイク免許を取得しました。
「自律神経失調症なのにバイクの免許?」と思う方もいるかもしれません。
でもこの経験が、「病気になってもやりたいことはできる」という感覚を取り戻させてくれました。
この記事でわかること:
・自律神経失調症でも前を向けた理由
・バイク免許取得に至った経緯と感じたこと
・同じ病気の方へ伝えたいこと
発症してから行動範囲が狭まっていった
動悸・めまい・立ちくらみが続いて、外出が怖くなっていきました。
電車は2〜3駅が限界。都心には出られない。外食もほぼできない。ライブにも行けない。
以前は普通にできていたことが、一つひとつできなくなっていきました。
「自分はこのまま何もできなくなるんじゃないか」という恐怖が、不安をさらに大きくしていました。
仕事も辞めて、外にも出られない。お金の不安も重なって、精神的に一番しんどかった時期がしばらく続きました。
「病気を言い訳にしない」と決めた
あるタイミングで、「自律神経失調症だからできない」という考え方をやめようと思いました。
きっかけは体験談系の記事やSNSで、自律神経失調症や似たような状態を経験した人が前向きに過ごしている様子を見たことです。「この人たちも同じような状態だったのに、こんなに動けているんだ」という気持ちになりました。
「どうせ自律神経失調症だから」という言い訳を自分に許してしまうと、行動範囲はどんどん狭まっていきます。でも症状と向き合いながら、できる範囲で前を向いて動いていくことはできる。そう思うようになりました。
バイク免許を取ったこと
ずっと興味があったバイク免許を取ることにしました。
「自律神経失調症で教習所に通えるのか」という不安はありました。
でも「やってみなければわからない」と思って申し込みました。
教習中は動悸が出やすい状況もありましたが、無理せず自分のペースで進めました。体調が悪い日は無理して教習に行かない。体調がいい日に集中して進める。そういうペース配分を自分で決めながら通いました。
免許を取れた時は、純粋にうれしかったです。「自律神経失調症でも、やりたいと思ったことをやれた」という達成感がありました。
バイク免許取得が教えてくれたこと
「できない」と決めているのは自分だった
「自律神経失調症だからバイクは無理だ」と最初から諦めていたら、免許は取れませんでした。「やってみよう」と思ったことが、行動につながりました。
病気になると「どうせ自分には無理だ」という思考が強くなりがちです。
でもその思考が、実際の行動範囲を狭めていることがあります。
無理せず自分のペースでやることが大切
完璧にこなそうとせず、体調に合わせて自分のペースで進めることが大切でした。体調が悪い日は休む。体調がいい日に動く。その繰り返しで、少しずつ前に進めました。
小さな成功体験が自信を取り戻させてくれる
バイク免許を取ったことで、「自分はまだできる」という感覚が戻ってきました。小さな成功体験を積み重ねることが、自律神経失調症で失いかけた自信を取り戻す助けになります。
同じ病気の方へ伝えたいこと
やりたいことはやってみる
「自律神経失調症だから」という理由で、やりたいことを諦めないでほしいです。できないことは確かにあります。でも「やってみたらできた」ということも必ずあります。
病気のせいにしすぎない
「どうせ自律神経失調症だから」という言葉を、自分への言い訳にしないことが大切だと思っています。症状と向き合いながらも、前を向いて動いていくことはできます。
絶対に治ると信じる
完治を目指すことをやめていません。「治らないかもしれない」ではなく「絶対治る」という気持ちで生活しています。その気持ちが、日々の小さな行動を続ける原動力になっています。
今できることに目を向ける
できないことより、今できることに目を向けることが大切です。「今日は散歩に行けた」「今日は朝食を食べられた」という小さなことが、前を向く力になります。
まとめ
・自律神経失調症になってから行動範囲が狭まったが、「病気を言い訳にしない」と決めて前を向くようにした
・発症後にバイク免許を取得。「自律神経失調症でもやりたいことはできる」という感覚を取り戻した
・やりたいことはやってみる・絶対治ると信じる・今できることに目を向けることが前を向く力になる
自律神経失調症は、行動範囲を狭めようとします。でも諦めずに少しずつ前を向き続けることで、確実に世界が広がっていきます。同じ病気で苦しんでいる方に、少しでも前を向く力が届けばうれしいです。
※本記事は医療アドバイスではありません。症状が続く場合は必ず医療機関を受診してください。個人の体験談であり、効果には個人差があります。





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