自律神経失調症で休職・退職した話【26歳男性の体験談】

自律神経失調症

26歳で自律神経失調症を発症して、休職し、そのまま退職しました。

「こんなに早く会社を辞めることになるとは思っていなかった」という気持ちと、「辞めてよかった」という気持ちが両方あります。退職後はお金の不安が一番きつかったし、後悔している部分もあります。でも今振り返ると、退職したことが回復への転換点のひとつだったとも思っています。

この記事は、自律神経失調症で休職・退職を経験した一人の体験談です。
同じような状況で悩んでいる方の参考になればと思い、正直に書きます。

この記事でわかること:
・休職・退職に至った経緯
・退職後に感じたこと(お金の不安・後悔・よかったこと)
・休職・退職を考えている人へ伝えたいこと


休職・退職に至った経緯

仕事のストレスと生活習慣の乱れが重なった

土木設計コンサルタントとして橋の設計をしていました。
仕事のストレスと将来への不安が積み重なって、気づいたら生活習慣が完全に乱れていました。
昼夜逆転・ジュースのガブ飲み・運動不足。自分の体のサインを無視し続けていました。

2025年1月に休職

動悸・めまい・倦怠感が続いて、仕事に行ける状態ではなくなりました。
2025年1月に休職を決めました。

休職した時は、正直ほっとした部分がありました。
「もうあの緊張状態から抜け出せる」という安堵感があったからです。
でも同時に「これでいいのか」という不安もありました。

2025年5月に退職

休職から約4ヶ月後、2025年5月末に退職しました。
症状が続いていて復帰できる状態ではなかったことと、このまま在籍し続けることへの精神的な負担もあって、退職を決断しました。

退職を決めた時は怖かったです。「収入がなくなる」「キャリアが途切れる」「この先どうなるのか」という不安が頭の中をぐるぐる回りました。


退職後に感じたこと

お金の不安が一番きつかった

退職後に一番きつかったのは、お金の問題でした。
働けないのにお金はどんどん減っていく。
回復にはまだ時間がかかりそうなのに、収入の見通しが立たない。
この状況が精神的に一番しんどかったです。

経済的な不安が交感神経をさらに刺激して、症状の悪化にもつながっていました。
「お金の不安」と「体の症状」が重なる状態は、本当につらいものがあります。

後悔している部分もある

「もっと早く自分の状態に気づいていれば、ここまでならなかったかもしれない」という後悔はあります。体のサインを無視し続けた時間、無理をし続けた時間を思うと、もっと早く休めばよかったと感じることがあります。

また26歳という年齢でのキャリアの中断は、将来への不安も伴いました。

退職してよかったと思っている部分もある

でも退職してよかったと思っている部分もあります。

会社との関係が続いていたら、「早く復帰しなければ」というプレッシャーが常にあったと思います。退職したことで、そのプレッシャーから解放されて、回復に集中できるようになりました。

また自律神経失調症になったことで、「自分を大切にすること」の意味に初めて気づきました。
他人軸で生きてきた自分の生き方を見直すきっかけになったという意味では、人生に必要な経験だったとも思っています。


休職・退職を考えている人へ伝えたいこと

「休むこと」は逃げではない

「休んでしまったら終わりだ」「迷惑をかけてしまう」という気持ちで、休めない人は多いと思います。でも体が壊れてから休むより、早めに休む方が回復も早くなります。

休むことは逃げではなく、回復するための行動です。

お金の不安は事前に調べておく

休職・退職前に傷病手当金・失業給付などの制度を確認しておくことをおすすめします。
利用できる制度を知っているだけで、経済的な不安が少し和らぎます。

退職後のお金の不安が一番きつかった経験から、事前の情報収集は大切だと感じています。

自分の回復を最優先にする

周りへの遠慮や将来への不安は当然あります。でも自律神経失調症の回復には時間がかかります。「まず自分の体を治す」ことを最優先にする覚悟が、長い目で見ると一番正解だったと思っています。

バイク免許を取得するくらいには回復できました。回復すれば、また前を向いて動き出せます。


まとめ

・2025年1月に休職・5月末に退職。退職後はお金の不安が一番きつかった
・後悔している部分もあるが、退職したことで回復に集中できるようになった
・休むことは逃げではなく回復するための行動。自分の回復を最優先にすることが大切

自律神経失調症で休職・退職を考えている方に伝えたいのは、「あなたは間違っていない」ということです。体が壊れてしまうほど頑張ってきた結果が今の状態なのだから、休む権利は誰にでもあります。


※本記事は医療アドバイスではありません。症状が続く場合は必ず医療機関を受診してください。個人の体験談であり、効果には個人差があります。

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