外に出るのが怖かった。
人混みなんてもっと無理だと思っていた。
自律神経失調症を発症してから、行動範囲がどんどん狭まっていった時期がありました。
電車は2〜3駅が限界。人が多い場所に行くと動悸とふらつきが来て、その場から逃げることしかできない感覚が続いていました。
そんな自分が、大宮公園の桜祭りで屋台をまわって食べ歩きができた。
彼女と一緒に、じゃがバターとイカ焼きを食べながら、桜の下を歩いた。
それだけのことが、自分にとっては大きな一歩でした。
この記事でわかること:
・自律神経失調症からの回復で外出できるようになっていった過程
・大宮公園の桜祭りで実際に起きたこと
・回復を支えてくれた習慣とアイテム
発症してからの外出への恐怖
動悸・めまい・ふらつきが続いていた頃、外出すること自体が怖くなっていました。
外に出ると何が起きるかわからない。人混みの中で動悸が来たらどうしよう。
そういう予期不安が先に立って、家から出ることへのハードルがどんどん高くなっていきました。
以前は普通に電車に乗って、どこへでも出かけられていたのに、気づいたら行動範囲が近所の散歩だけになっていました。

大宮公園に行ったきっかけ
特別な計画があったわけじゃなかったです。
彼女と近所を散歩しようと思って出かけたら、たまたま大宮公園で桜祭りをやっていました。
屋台がずらっと並んでいて、人がいっぱいいました。「あ、やばいかも」と思った瞬間、体が少し緊張するのを感じました。
人混みの中で感じたこと
最初は呼吸が浅くなる感じがして、少し動悸がしました。
「やっぱり無理かな」と思いかけた瞬間もありました。
でもそのまま引き返さずにいたら、少しずつ慣れてきました。
屋台のにおい、人の話し声、桜の景色。
そういうものに意識が向いていくうちに、体の緊張が少しずつほぐれていきました。
結果的に2〜3時間、屋台をまわりながら歩き続けることができました。
じゃがバターとイカ焼きを食べながら彼女と話して、普通に笑っていました。
「あ、自分、普通に花見できてる」と気づいた時、じんわりと嬉しかったです。
屋台で座って食べていた時に起きたこと
じゃがバターを食べながら休んでいた時、近くにいたおじいさんが突然倒れました。
体が反応するより先に、足が動いていました。
気づいたら走って係の人を呼びに行っていました。
おじいさんはその後救急車で運ばれていきました。
走って呼びに行きながら、ふと思ったことがあります。
「このおじいさんも、体が弱い中でここに来たのかな」って。
自分も同じように、体と戦いながら外に出てきた一人だから。
だから放っておけなかったし、人ごとにできなかった。
自分が走れたことに、後から少し驚きました。発症した頃は、歩くだけで動悸が来ていたのに。
回復を支えてくれた習慣とアイテム
2〜3時間歩き続けられたのは、日々の積み重ねがあったからだと思っています。
睡眠を整えたこと
体力が戻ってきた一番の理由は、睡眠が改善されたことだと感じています。寝る前のスマホをやめてアイマスクをつけて眠る習慣を続けたことで、朝起きた時の体の感覚が変わっていきました。
熟睡できるようになってから、日中の体力と気力が明らかに上がりました。花見で2〜3時間歩けたのも、毎晩ちゃんと回復できていたからだと思っています。

ガーミンで自分の体を客観的に把握した
スマートウォッチで心拍数とストレスレベルを記録するようにしてから、「今日は体調がいい日だ」「今日は無理しない方がいい日だ」という判断がしやすくなりました。
桜祭りの日も、出発前にガーミンでストレスレベルを確認してから出かけました。数値が落ち着いていたので「今日は大丈夫そう」と思えた。その安心感が、人混みに踏み込む後押しになりました。

バランスボールで体幹を取り戻した
発症してからしばらくは、少し歩くだけで疲れていました。体幹が落ちていたんだと思います。
バランスボールを椅子代わりに使い始めてから、自然と体幹が鍛えられていきました。気づいたら長時間歩いても疲れにくくなっていた。花見で2〜3時間歩き回れたのも、この積み重ねがあったからだと思っています。

まとめ
・発症してから外出が怖くなっていた自分が、大宮公園の桜祭りで2〜3時間歩き回ることができた
・最初は動悸と呼吸の浅さがあったが、慣れてきたら普通に楽しめた
・睡眠・体調管理・体幹の積み重ねが、当日の行動力につながっていた
回復は、ある日突然「治った」とわかるものじゃないと思っています。「あ、こんなことができるようになった」という小さな気づきが積み重なって、振り返った時に「だいぶ回復したな」とわかるものだと感じています。
焦らなくていいです。じわじわと、確実に前に進んでいます。


※本記事は医療アドバイスではありません。症状が続く場合は必ず医療機関を受診してください。個人の体験談であり、効果には個人差があります。



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